焼石岳(岩手県奥州市)の空 [山]
7月1日束の間の梅雨の晴れ間
東北の山旅 焼石岳(1547.9m) 2010年6月29日~7月4日
6月30日 雨 つぶ沼登山口に車を駐車し、東屋にて合羽を着て銀明水避難小屋を目指す。梅雨の時期雨は想定していたもののやっぱりいやなものだ。
登山道は水が流れ、所々田圃、沼地状態で歩きずらい。樹林帯の中をひたすら歩く。銀明水にて水を補給。雪渓から湧き出しているかと感じるほど非常に冷たい。1分と浸けていられない。喉が渇いていたら非常に美味しかったであろうが、今は冷たいという印象が強い。この水飲み場に主のようにそびえている巨木の岳樺がそびえていた。
非常に立派だ。
こんな岳樺の巨木は始めて見る。
避難小屋は登りからでは見過ごしてしまう樹林帯の中に建っていた。
早速合羽を脱いで中に入る。小奇麗になっている。濡れた合羽衣類を干して、一息つく。
ビールで乾杯。こんな日でも美味しい。
本日の避難小屋は我々で貸切であった。
7月1日 曇り時々晴れ 荷物は小屋に置きサブザックで頂上にむかう。小屋の前の雪渓を登ると登山道脇の湿地に水芭蕉が咲いていた。
水芭蕉を眺めながらしばらく行くとまたまた雪渓にぶつかった。東北の山である。雪渓が多い。無事にトラバースして地道の登山道にでる。
姥石平分岐点にて一本立てる。焼石岳は霧の中で見えない。頂上に向かう。やっぱり霧は晴れず周りの景色は見えない。周回コースで姥石平に向かうが、このコースあまりお奨めではない。しかし夏油温泉へ下るコースの分岐辺りから霧が晴れ始めて、焼石岳が霧の中から姿をあらわした。
避難小屋でデポした荷物をピックアップする。登山道に水は流れていなくて上りに比べはるかに歩きやすい。石沼、ブナ林を見ながらつぶ沼駐車場に下山する。
石沼
青く澄んだ神秘的な沼だ。
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